就労継続支援B型から一般就労できる?移行率と具体的な準備

就労継続支援B型から一般就労できる?移行率と具体的な準備 就労継続支援(A型・B型)

体調やメンタルの安定を優先して、ご自身のペースで通える事業所を選んだものの、ネットや周囲から「B型から一般就労はハードルが高い」といった声を聞くたびに、将来を悲観してしまうこともあるかもしれませんね。

決して、無理をする必要はありません。

結論からお伝えすると、B型からの一般就労は決して不可能ではありません。
難しいと言われる背景には明確な理由があり、それを理解したうえで適切な準備を進めれば、十分に納得のいく就職への道は開けます。

この記事では、就労継続支援B型から一般就労への移行率といったデータから、一般就労のハードルとなる3つの理由、そしてそれを乗り越えるための具体的な準備までを詳しく解説します。
さらに、ご自身に合わせたルートの選び方や、令和6年度の最新制度についても触れていきます。

焦らず、ご自身のペースで一般就労を目指すヒントを見つけていきましょう。

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私たちが目指すのは、計画書を「完成させること」ではありません。
あなたが「納得して、次の一歩を踏み出すこと」です。
まずは「不安」や「疑問」を、私たちに聞かせてください。
羽柴太一

就労継続支援B型事業所 岡BASE 代表の羽柴です。保育士資格幼稚園教諭一種小学校教諭一種のバックグラウンドを持ち、教育・福祉の観点から利用者様一人ひとりの可能性を広げる支援を統括しています。また、社会教育主事として地域社会との連携を深めつつ、第二種電気工事士の技術を活かした実践的な作業指導や環境づくりも牽引。ソフト・ハード両面から、誰もが安心して活躍できる場所づくりに尽力しています。

羽柴太一をフォローする
  1. 就労継続支援B型から一般就労は可能か|結論と移行率
    1. B型から一般就労への移行率は約1割|データで見る実態
    2. B型と一般就労の違いを理解する
  2. B型から一般就労が難しいと言われる3つの理由
    1. 理由1. B型の環境に慣れてしまう
    2. 理由2. スキルアップの機会が限られる
    3. 理由3. 一般就労への不安や自信のなさ
  3. B型から一般就労を実現するための3つの準備
    1. 準備1. 生活リズムを整え、働く基盤をつくる
    2. 準備2. スキルが身につく事業所で経験を積む
    3. 準備3. 次のステップを見据えた支援を受ける
  4. 一般就労に向けたルート選択|A型・移行支援との比較
    1. 就労継続支援A型を経由するルート
    2. 就労移行支援を経由するルート
    3. B型から直接一般就労を目指すルート
    4. どのルートを選ぶべきか|判断のポイント
  5. 一般就労を目指す人が知っておきたい最新制度
    1. 令和6年度報酬改定で一般就労中の併用が可能に
    2. 就労移行支援体制加算とは|事業所が一般就労を応援する仕組み
  6. 一般就労を実現した人たちの声|成功へのヒント
    1. 事例から学ぶ|B型から一般就労を実現したポイント
    2. 岡BASEが目指す一般就労への道|これから一緒に歩みましょう
  7. よくある質問|B型から一般就労について
    1. Q. B型から一般就労できる確率は?
    2. Q. B型と一般就労は併用できる?
    3. Q. B型から直接就職と移行支援経由、どちらがいい?
  8. まとめ|B型から一般就労は可能。まずは動き出してみよう

就労継続支援B型から一般就労は可能か|結論と移行率

一般就労を目指すうえで、まずは現状のデータを正しく知ることが大切です。
「本当に就職できるのだろうか?」という疑問に対し、実際の移行率とそれぞれの制度の違いを交えながらお伝えしていきます。現状を把握することで、むやみに不安を感じるのではなく、次に何をすべきかが少しずつ見えてくるはずです。

  • B型から一般就労への移行率は約1割|データで見る実態
  • B型と一般就労の違いを理解する

B型から一般就労への移行率は約1割|データで見る実態

厚生労働省のデータ等を参照すると、就労継続支援B型から一般就労への移行率は、現状「約1割(10%前後)」となっています。

福祉サービスの種類 一般就労への移行率(目安)
就労継続支援B型 約1割(10%前後)
就労継続支援A型 約25%
就労移行支援 約50%

雇用契約を結んで働く「就労継続支援A型」からの移行率が約25%、就職に向けた訓練に特化した「就労移行支援」が約50%であることと比較すると、たしかに控えめな数字に見えるかもしれません。

「やはり1割しか就職できないのか…」と肩を落とされる方もいらっしゃるでしょう。

ここで知っておいていただきたい事実は、「1割」というのはあくまで全国にあるすべての事業所の平均値に過ぎないということです。

B型事業所には、利用される方の「心の安らぎや居場所を提供すること」を一番の目的としている事業所がたくさんあります。そういった事業所は、数字には表れない大切な役割を担っています。

一方で、「一般就労へのステップアップ」に力を入れ、実践的なプログラムを用意している事業所もあります。そうした一般就労を支援する体制が整っている環境を選べば、この1割という枠組みを超えて、より高い確率で一般就労を実現することが期待できます。

B型と一般就労の違いを理解する

そもそも、なぜ移行にハードルがあるのでしょうか。それは、「B型」と「一般就労」の環境や求められる役割が大きく異なるからです。

一番の違いは、「雇用契約の有無」と「働き方に対する責任」です。

項目 就労継続支援B型 一般就労
雇用契約 なし あり(企業と直接契約)
報酬 生産活動の対価としての「工賃」 労働の対価としての「給与」
働き方・責任 体調に合わせて自分のペースで通所可能 決められたシフトや業務遂行の責任がある

就労継続支援B型は、事業者と雇用契約を結ばず、生産活動の対価として「工賃」を受け取ります。
厚生労働省が発表した最新のデータによると、令和5年度の就労継続支援B型の全国平均工賃は、月額で23,053円です。

参考:厚生労働省|令和5年度工賃(賃金)の実績について

B型の全体像については「就労継続支援B型とは?仕事内容から工賃、A型との違いも分かりやすく解説」、より具体的な工賃の仕組みは「就労継続支援B型の工賃能力給完全ガイド|評価制度の仕組みと公平な事業所を見極めるポイント」で解説しておりますため、ぜひご覧ください。

体調に合わせて通所でき、福祉の専門スタッフによる温かなサポートを受けられるのがB型の特徴です。

一方の一般就労は、企業と雇用契約を結び、「給与」を受け取ります。労働の対価として給与を得るため、決められたシフトを守ることや、任された業務を責任を持ってやり遂げることが求められます。

この違いを知ると、一般就労は険しい道だと尻込みしてしまうかもしれません。
この点については、恐れるのではなく「ここに向かって少しずつ階段を登っていくのだ」と、一つの目標やステップとして捉える視点を持つことが、就職への近道になります。

B型から一般就労が難しいと言われる3つの理由

全体のデータとして移行率が約1割に留まっている背景には、B型特有の環境から生じる3つの理由が関係しています。
自身の置かれている状況を客観的に知ることで、どう対策すればいいかという解決の糸口が見えてきます。それぞれ詳しく見てみましょう。

  • 理由1. B型の環境に慣れてしまう
  • 理由2. スキルアップの機会が限られる
  • 理由3. 一般就労への不安や自信のなさ

理由1. B型の環境に慣れてしまう

一つ目の理由は、B型事業所の「安心できる環境」に馴染みすぎてしまうことです。

厳しいノルマがなく、体調不良のときも休みやすい環境は、社会復帰の入り口としては、これ以上ないほど大切で、価値のある場所です。

長期間そのゆったりとしたペースで過ごすと、「毎日決まった時間に休まず出勤する」という一般就労の基本的なリズムに戻ることが、精神的にも肉体的にも大きな負担となってしまいます。

これを防ぐためには、体調が安定してきた段階で、少しずつ通所日数を増やしたり、決められた時間内に作業を終わらせる目標を立てたりと、意識的に「働くリズム」を作る経験を積んでいくことが大切です。

理由2. スキルアップの機会が限られる

二つ目の理由は、軽作業を中心とした事業所が多く、一般就労でそのまま活かせる実践的なスキルが身につきにくいという点です。

袋詰めやシール貼り、部品の組み立てなどは、集中力を持続させ、仕事の基礎を身につけるうえで非常に有意義な作業であり、心を落ち着かせて作業に没頭できる良さがあります。

いざ履歴書を書いて一般企業へ応募しようとした際、自分にはどんな武器があるだろうと悩んでしまう方が多いのも事実です。

徐々にステップアップの時期が来たと感じたら、実践的な作業で技術を磨ける事業所を選ぶことも有効な方法です。
例えば、パソコンの解体や専門工具の使用、精密機器の取り扱いなど、実際のビジネス現場で求められるスキルに日常的に触れることで、自信を持って「これができます」と言える強みが育っていきます。

理由3. 一般就労への不安や自信のなさ

三つ目の理由は、「自分に務まるだろうか」という、人間関係や責任に対する漠然とした不安です。

「また体調を崩したらどうしよう」
「職場の人間関係にうまく馴染めるだろうか」

過去に職場でつらい経験をされた方であれば、こうした不安を抱くのは当然のことですし、決してご自身のせいではありません。新しい環境に飛び込むこと自体が、誰にとっても大きなストレスになります。

この不安を和らげるためには、いきなり一般就労という高い壁を越えようとするのではなく、段階的にステップアップしていくのが効果的です。
間に就労継続支援A型を挟んで雇用契約という責任に慣れてみたり、就労移行支援で面接準備をしっかり行ったりすることで、少しずつ自信を取り戻していくことができます。

計画書サンプル
「計画書の書き方が不安…」
「自分に合った働き方って何だろう…」
一人で悩んで、貴重な時間を無駄にしていませんか?
岡BASEでは、計画書サンプルのご提供から、
あなたの適性や希望に合わせた働き方のご相談まで、
障害福祉の専門スタッフがサポートします。
私たちが目指すのは、計画書を「完成させること」ではありません。
あなたが「納得して、次の一歩を踏み出すこと」です。
まずは「不安」や「疑問」を、私たちに聞かせてください。

B型から一般就労を実現するための3つの準備

難しいと言われる理由を紐解いたところで、ここからはその壁を可能に変えるための具体的なアクションをご紹介します。
いきなり高い目標を掲げるのではなく、ここで紹介する3つの準備を順番に進めていくことで、無理なく次のステージへ進むことができます。確実にステップアップするための道筋を確認してみましょう。

  • 準備1. 生活リズムを整え、働く基盤をつくる
  • 準備2. スキルが身につく事業所で経験を積む
  • 準備3. 次のステップを見据えた支援を受ける

準備1. 生活リズムを整え、働く基盤をつくる

まず何よりも優先するべきは、生活リズムを安定させ、「働くための基盤」をしっかりと作ることです。

どれほど素晴らしいスキルを持っていても、決まった時間に出勤できなければ、働き続けることは難しくなります。まずは週1日・短時間からでも構いません。「決まった時間に起きて通所する」という当たり前の習慣を、無理なく身につけることがすべての基礎となります。

岡BASE ピーシーラボ」では、そうした生活リズムを自然と整えられるよう、土日祝日が休みの平日開所とし、通所による体力面の不安を軽減するため、岡崎市内での送迎サポートも実施しています。
また、毎日作業に通いたくなるような工夫として、栄養満点の温かい昼食(220円)をご用意しており、作業の合間にしっかりとリフレッシュしていただけます。

まずは無理なく安定して通うことからスタートし、体調と相談しながら徐々に作業時間を増やしていくことで、焦らずに働く体力と自信を育てていくことができます。

準備2. スキルが身につく事業所で経験を積む

通所が安定してきたら、次は「一般就労で活かせるスキル」を意識して経験を積んでいく段階です。

軽作業で集中力を養うことも大切ですが、PC周りのスキルや専門的な道具を扱う技術など、履歴書に書ける確かなアピールポイントがあると、就職活動が一気にスムーズに進みます。

岡BASEでは、PC専門店である「PC堂」が事業の母体となっている強みを存分に活かし、本格的なパソコンの解体・部品分別作業をご用意しています。
ドライバーなどの工具を正しく使いこなす技術や、複雑な機器の分解手順を正確に守る力は、一般就労の製造業やIT関連業務などでも非常に高く評価されます。販売商品を丁寧に扱う梱包作業なども含め、実際のビジネス現場に近い生きたスキルを身につけられるのが特徴です。

専門的な作業と聞くとハードルが高く感じるかもしれませんが、現在の利用者様もほとんどが事前知識のない未経験からのスタートです。スタッフが工具の持ち方から一つずつ丁寧にお教えしますので、ご安心ください。

準備3. 次のステップを見据えた支援を受ける

働く基盤ができ、スキルにも自信がついてきたら、次はいよいよ具体的な進路を考え、周囲のサポートをしっかりと受ける段階に入ります。

自分がどのルートで一般就労を目指すのが一番合っているのか、一人で悩む必要はまったくありません。事業所の職員や、担当の相談支援専門員と一緒に、客観的な意見を取り入れながら計画を立てていくことが就職成功の鍵を握っています。

岡BASE ピーシーラボでは、利用者の方一人ひとりの「将来どうなりたいか」という目標に真摯に向き合い、それに合わせた支援計画を作成しています。
一般就労を明確に目指す方には、ハローワークとの連携や、就労移行支援へのスムーズな橋渡しなど、次のステージへ進むためのトータルサポートを行っています。

一般就労に向けたルート選択|A型・移行支援との比較

B型から一般就労を目指すルートは、一つではありません。
ご自身の状態や体力、今後の目標に合わせて、主に3つのルートから最適な道を選ぶことができます。自分に合ったペースで進める方法を、一緒に見つけていきましょう。

  • 就労継続支援A型を経由するルート
  • 就労移行支援を経由するルート
  • B型から直接一般就労を目指すルート
  • どのルートを選ぶべきか|判断のポイント

就労継続支援A型を経由するルート

一つ目は、一度「就労継続支援A型」に移り、そこで経験を積んでから一般企業を目指すルートです。

A型はB型とは異なり、事業所と雇用契約を結ぶため、最低賃金が保証されます。その分、決められた時間をしっかり働くという労働者としての責任が生じますが、より一般就労に近い環境で働く練習ができます。

体調が安定しており、「週20時間以上しっかりと働ける」「雇用契約を結んで働く責任感に挑戦してみたい」という方に、向いている実践的なルートです。

A型とB型のさらに詳しい違いについては、「就労継続支援A型B型の違いがわからない方向け!給料や仕事内容を比較してどちらが向いているか判断できるポイントを解説」で解説しておりますため、ぜひご覧ください。

就労移行支援を経由するルート

二つ目は、「就労移行支援」という別の福祉サービスを利用してから、就職活動を本格化させるルートです。

就労移行支援は、働く場を提供するA型やB型とは少し異なり、「一般企業への就職を目指すための学校・予備校」のような役割を持ちます。(原則2年の利用期間が定められています)
ビジネスマナーやPCスキルの習得はもちろん、履歴書の添削、模擬面接の実施など、就職活動に特化した手厚いサポートを受けられるのが最大の魅力です。

「とにかく就活の具体的なバックアップが欲しい」「一般就労への意欲がとても高い」という方に、おすすめのルートです。

B型から直接一般就労を目指すルート

三つ目は、A型や就労移行支援を挟まずに、B型事業所でしっかりと経験を積んだ後、直接一般企業の求人に応募するルートです。

ハローワークに設置されている障害者専門窓口を利用したり、企業側がお試しで雇用する「トライアル雇用制度」などを活用することで、無理なく仕事をスタートさせることが可能です。就職後も「就労定着支援」を活用してサポートを受け続けることができます。

過去に社会人の経験がある方や、B型ですでに特定のスキル(PC作業など)を十分に身につけ、働きたい職種が明確に決まっているという方に適したルートです。

どのルートを選ぶべきか|判断のポイント

3つのルートをご紹介しましたが、どれが一番優れているということはありません。「今の体調」と「これからの目標」によって、最適な答えは変わります。

おすすめのルート こんな状況・目標の方に適しています
A型経由 少しずつ責任ある仕事や長時間労働に慣れたい
就労移行支援経由 履歴書の書き方や面接対策など、手厚い就活サポートが欲しい
直接就職 すでに培った技術をそのまま活かせる求人や目標がある

もし、ご自身が今どのルートを選ぶべきか判断に迷うときは、決して一人で抱え込まず、現在通われている事業所の職員や相談支援専門員に気軽に相談してみてください。客観的なアドバイスが役に立つはずです。

一般就労を目指す人が知っておきたい最新制度

一般就労へのステップアップを考えるうえで、ぜひ知っておいていただきたい嬉しい制度の変更があります。
令和6年度(2024年度)の障害福祉サービス報酬改定により、働く方に寄り添い、挑戦を後押しする仕組みが整いました。知っておくことで、就職に対する不安が和らぐはずです。

  • 令和6年度報酬改定で一般就労中の併用が可能に
  • 就労移行支援体制加算とは|事業所が一般就労を応援する仕組み

令和6年度報酬改定で一般就労中の併用が可能に

これまで、「一般就労に挑戦してみたいけれど、仕事が上手くいかずに辞めてしまったとき、居場所であるB型事業所まで失ってしまうのではないか」と、強い不安を抱える方が多くいらっしゃいました。

今回の改定によってその不安は軽減されました。一定要件を満たせば、一般就労をしながらでも、休日に就労継続支援B型を利用し続けること(併用)が明確に認められたのです。

これにより、新しい職場でストレスを抱えたり壁にぶつかったりしたときに、通い慣れたB型事業所に顔を出して作業でリフレッシュしたり、職員に悩みを相談したりできる「セーフティネット」が用意されたことになります。
この制度があることで、「失敗したら後がない」と怯えることなく、安心して一般就労という新たなステージに挑戦できるようになりました。

就労移行支援体制加算とは|事業所が一般就労を応援する仕組み

もう一つ知っておきたいのが、「就労移行支援体制加算」という仕組みです。

これは、B型などの事業所を利用していた方が一般就労を果たし、さらにその職場で6ヶ月以上働き続けることができたとき、国から事業所に対して特別な加算(報酬)が支払われるという制度です。

この仕組みにより、事業所側にとっても、利用者の方を一般就労へ送り出し、さらに就職後も定着できるようにサポートすることに大きなメリットが生まれました。
事業所選びの際、「一般就労に向けたサポートに力を入れているか」を確認することは、この加算を取れる体制が充実しているかを見極める一つの基準にもなります。

一般就労を実現した人たちの声|成功へのヒント

ここからは、実際に一般就労を実現された方々の事例を通じて、成功のヒントをお伝えします。
「特別な才能がある人だけが就職できるのでは?」と思われるかもしれませんが、決してそうではありません。適切な準備と周囲のサポートがあれば、誰にでも可能性は開かれています。希望を持って、読み進めてみてください。

  • 事例から学ぶ|B型から一般就労を実現したポイント
  • 岡BASEが目指す一般就労への道|これから一緒に歩みましょう

事例から学ぶ|B型から一般就労を実現したポイント

過去にB型事業所から一般企業へ就業された方々の道のりを振り返ると、誰もが最初から順風満帆だったわけではありません。共通しているのは、とてもシンプルで地道なステップを積み重ねてきたという点です。

成功されている方に共通するポイントは、大きく以下の4つです。

  • 生活リズムの安定: 急な欠席を減らし、安定して通所できる基盤を作る
  • 具体的なスキルの習得: パソコン入力や工具の使用といった具体的な武器を持つ
  • 段階的なステップアップ: いきなりフルタイムを狙うのではなく、無理なく移行する
  • 事業所スタッフとの連携: 一人で抱え込まず、スタッフと密に相談しアドバイスを取り入れる

これらはどれも、特別なセンスが必要なものではなく、少しずつ意識を変えれば実践できるものです。コツコツとクリアしていけば、着実に目標に近づいていくことができます。

岡BASEが目指す一般就労への道|これから一緒に歩みましょう

私たち「岡BASE ピーシーラボ」は、これから新しくスタートする事業所です。そのため、施設としての一般就労への移行実績は、これから関わってくださる皆様と一緒に作っていく段階にあります。

実績がこれからだからこそ、お約束できることがあります。
それは、お一人おひとりの「働きたい」「もっとできることを増やしたい」という切実な思いに対して、どこよりも本気で向き合い、ともに悩みながら、一般就労までの道のりを伴走し続けるということです。

私たちが提供するPC解体やパソコンのクリーニングなどのカリキュラムは、単に時間を過ごすためのものではありません。道具を扱う丁寧さ、手順を厳守する力、そしてやり遂げたときの達成感を通して、一般企業で確実に求められる『働く力』を養うためのものです。株式会社トカクおよびPC専門店の現場ノウハウをすべて注ぎ込み、一般就労で即戦力となるための土台づくりを全力でお手伝いいたします。

まずは事業所の温かな雰囲気や実際の作業風景を確かめに、見学や体験利用にいらしてみませんか。
一般就労へ向けた新たな挑戦を、岡BASEは職員一同、全力でサポートいたします。

よくある質問|B型から一般就労について

ここでは、一般就労を検討されている方がインターネットで検索されたり、見学の際によくご質問いただく内容にお答えします。少しでも疑問や不安を解消する手助けになれば幸いです。

  • Q. B型から一般就労できる確率は?
  • Q. B型と一般就労は併用できる?
  • Q. B型から直接就職と移行支援経由、どちらがいい?

Q. B型から一般就労できる確率は?

全体の平均データとしては、約10%前後となっています。
ただし、これは「居場所の提供」を主目的とする事業所から、「一般就労へのステップアップ」を強く支援する事業所まですべてを含んだ平均値です。ご自身の「働きたい」という意思と、一般就労を後押しする体制が整った事業所を選ぶことで、この確率はもっと引き上げることが期待できます。

Q. B型と一般就労は併用できる?

はい、令和6年度の報酬改定により「一般就労中の一時的利用」が明確化され、条件を満たせば併用が可能になりました。
新しい職場で働きながらでも、休日などにB型事業所を利用し、生活リズムを整えたり悩みを相談できるため、安心して一般就労に挑戦しやすくなっています。詳細な条件については、事業所ごとや市区町村にご確認をお願いいたします。

Q. B型から直接就職と移行支援経由、どちらがいい?

ご自身の「現在の状態」によって最適な支援先は異なります。
生活リズムがすっかり安定しており、就職への意欲が高く、すでに特定のスキルをお持ちであれば、直接就職も十分に可能です。一方、履歴書の書き方や面接の練習など、就職活動に対する具体的なサポートが欲しいときは、就労移行支援を経由する方が望ましいです。迷ったときは、ぜひ事業所の職員に率直にご相談ください。

まとめ|B型から一般就労は可能。まずは動き出してみよう

この記事でお伝えしたかったのは、「就労継続支援B型から一般就労への道は開かれており、決して諦める必要はない」ということです。

全体の移行率が約1割というデータを聞くと戸惑うかもしれませんが、決して乗り越えられない壁ではありません。

  • 生活リズムを整え、働く基盤をつくる
  • 実践的なスキルが身につく経験を積む
  • プロの支援を受けながら次の事業所やルートを見据える

この3つの準備を丁寧に行うことで、可能性は着実に広がっていきます。

大切なのは、「いつか一般就労したい」という前向きな気持ちを持ち続けること。そして、そのためにご自身の目標に合った、一般就労を見据えた支援先選びから始めてみることです。

愛知県岡崎市にある「岡BASE ピーシーラボ」では、PC解体という専門作業を通じて、一般就労を目指す方の基盤づくりを全力でサポートしています。働くことに不安を感じているけれど、確かなスキルを身につけたいと考えている方は、見学や体験にいつでもお越しください。

職員一同、あなたからのご相談を、心よりお待ちしております。

お電話でのご相談・お問い合わせは下記より

岡崎市の「岡BASE ピーシーラボ」は、パソコンの解体や清掃、ECサイトの運営補助など、
実践的なスキルが身につく就労継続支援B型事業所です。

「パソコンは初めて」という方も大歓迎。
一人ひとりのペースに合わせたサポートで、無理なくスタートできます。

(受付時間:平日 10:00〜18:00)